
Tカードなどを運営するCCCMKホールディングス株式会社では、
漁業で課題を抱える地域と、その地で獲れる魚の中でも“処理に手間がかかる”、“食べる文化がない”等の理由で市場に出回らない“未利用魚”を活用し、商品づくり~販売までを担う流通企業とをマッチングし、商品開発を行うプロジェクトに取り組んでいます。
今回、7月5日(水)に開発された商品の発表会を実施しました。
フルハウスでは、この活動を主催する「Tカードみんなのエシカルフードラボ」に賛同し、2022年からプロジェクトに参画。PRサポートをしています。
発表会当日は多くのメディアの皆さんにご取材いただき、テレビをはじめ様々なメディアで漁業をとりまく実態と、このプロジェクトのユニークな点をご紹介いただくなど、皆さんの関心の高さを感じました。
以下、プロジェクトについて簡単にご説明します。
商品開発には、参加地域の生産者や事業者・流通に加え、Tカード1億3000万人分のビッグデータ(※1)や、エシカルな食に対して関心が高いT会員の方に生活者代表として参加いただくなど、食に紐づく異なる立場の方が一同に介し作り上げました。
(※1)ビッグデータは商品コンセプト・味・パッケージ開発に活用しています。


今回の取り組みでは、四国随一の漁場「愛媛県八幡浜」と江戸前漁業が行われている「千葉県船橋」の漁業関係者や、メーカー、流通企業の「こだわりや」「信濃屋」がマッチングし、エシカルな食を生活に取り入れているT会員の方々とともに、未利用魚の「アイゴ」「コノシロ」を活用した2つの商品『アイゴあふれるオイル漬け』(信濃屋にて販売)と『コノシロやわらか煮』(こだわりやにて販売)を開発しました。


日本が誇る一次産業の中でも中々厳しい状況に直面する漁業と、漁業課題がある地域に、皆さんが普段お買物をする流通がタッグを組み、食の持続可能性を模索した新しい商品づくりの活動となっております。
現在、世界では水揚げされた魚の35%がサイズや何らかの理由で廃棄されている(※2)といいます。また、日本の漁業の生産量は1980年台のピーク時に比べ1/3(※3)まで減少しています。水揚げ量の減少により漁師の皆さんの収入も減少し、後継者不足が深刻な問題になっています。この担い手不足を含め、漁業の悪循環から脱却し、漁業をとりまくすべての人が元気になるためには漁獲量を増やすではなく、未利用魚といわれる廃棄されうる魚も積極的に消費していくことが大切かもしれません。
(※2)食糧農業機関(FAO)公表「2020年 世界漁業・養殖業白書」より。
(※3)水産白書(平成30年、令和2年)より。


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